一昨日はならどっとFMさんへ。ちょうどドキュメンタリー映画も公開されていたことだし、今回はMonkのブリリアント・コーナーズをかけました。
難解かどうか、ということと、とっつきやすいかどうか?ということはじつはあまり関係なく、うちの教室のジャズ初心者の生徒さんに聞かせたりすると、むしろ「おもしろい」と好評だったりします。こういうのからジャズを聞いてみるのも、面白いと思います。
演奏するのは難しくて、チェンジも、構成(22小節だし、倍テンになったり)も、難しい。じつはこの曲、25テイクも録り直したという話があり、ベースのペティフォードも
「なんだ、このメンドくさい曲は!」
なんて言ったのかどうか、レコーディング中にモンクと大喧嘩で辞めてしまいます。これは噂話ではなく実話で、実際にこの後の録音(Bemsha Swing)にはベースがポールチェンバースに交代してるし、Saxのアーニー・ヘンリーもクラーク・テリーに交代しちゃってます。5人中2人がレコーディング中にキレて辞めてしまうって、これもジャズならでは(?)というか、まぁみんなこの時代、若かったんですね。笑
モンクは50年代前半はトラブルで活動できていない時期があり、この時期(1957年)あたりから、いわゆる代表作と呼ばれるものが作られていきます。その中でもこれは最高傑作と呼ばれることが多いアルバムです。ともかく、意外とモンクから、すんなりジャズに入れたりする場合もあるので、「ジャズって、難しいよー」と思ってる方は、ぜひ聞いてみて下さい^^
2/7(月)は朝潮橋KiyomiさんにてVoセッション、
2/9(水)は北新地96さん、
2/10(木)は谷町Tone8.0さんにてセッション、
2/11(金)も同じく谷町Tone8.0さんにてライブ、です。
厳しい世相ですが、こちらもお時間ある方は是非m(_ _)m