布川俊樹氏とDuoライブ、堺筋本町 聰音さんにて

堺筋本町聰音で布川俊樹さんとライブ

先週の土曜日は、堺筋本町の聰音さんにて、日本を代表するジャズギタリスト、布川俊樹氏とDuoでライブやらせてもらいました。うちの生徒の皆さんは知ってることと思いますが、布川氏は僕のジャズギターの師匠。(ロックギターの師匠は中野重夫氏。10代の頃に中野氏に師事し、そして30代の頃に、布川氏に師事してました。つまり僕にはお師匠さんは2人いるという訳です^^)

いやぁ、緊張しました。よく仲間内のミュージシャンとも話すんですが、「師匠と共演」することって、普通はあまりないですよね。ドラム二台でライブもなかなかできないし、ピアノ二台並べてライブするのも大変。ベースも、師弟共演は難しいですよね。アンサンブル的に。だから、自分の師匠と共演できる楽器って、管楽器かギターしかないと思うんですよね。

1番最初に共演させてもらったのは、今から20年以上前、まだ30代のころ。その時はもう、死ぬかと思うくらい、緊張しました。その後、何年かに一度、共演させてもらう機会があるのですが、いつまで経っても慣れません。なんか横で並んで弾いていると、昔、レッスンを受けていたような感覚に陥るんですよね。笑。

今回やった曲は、ロリンズのブルースの「Sonnymoon For Two」 、「Falling Grace」、「Lawns」、あと布川さんのニューアルバムの中から「Great Swing 17」、あと何やりましたかね。メセニーの「Bright Size Life」もやりました。これはもう、めちゃくちゃ盛り上がりましたね。「Road Song」もやりました。今回は割とシンプルな曲が多め。

ライブのMCでも話したのですが、直接習っていたのは2年ほど。なのですが、実は僕は高校生の頃に、ギターマガジンで当時布川さんが連載していた連載講座みたいなものを読んで、コードの初歩とかを覚えたんですよね。そして20代の頃は「ジャズギターの金字塔」や、その他教則ビデオなんかで、ジャズコードやリックなんかを勉強したりして。だから習っていた時期は2年間とそれほど長くないのですが、体感的にはもっと長く師事していた感じ。当然、緊張もする訳です。でも共演を重ねるごとに、少しづつ自分のカラーも出せてきたかなぁ、なんて思ったり。

写真左はライブの様子、右は打ち上げ時。右奥にいるのは生徒のK君^^
有難いことに、ほぼ満員でした。お越しの皆様ありがとうございました!m(_ _)m

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