納さんとセッション

納セッション2015

前日はご一緒にライブさせてもらったのですが、今日は納さんのワークショップ&セッションということで、今度はお客として遊びに行ってきました。それも、セッションには参加するつもりもなく、手ぶらで行ったのですが、急遽弾くことになって、それで同じく来ていたギタリスト、中尾太一くんのギターを借りて、参戦^^。またやはりギタリスト、尾崎タカオさん(写真左)も来ていて、一緒にプレイ。色んな方と交流できて楽しかったです。

それはそうと、面白かったのは昨日のライブ後の話。ライブが終わり、打ち上げから飲み会へ、という流れで、席が納さんの隣になったので、かなり長時間いろんなお話をしました。VALIS時代の話や、布川さんとのいろんな話、といった逸話もですが、一番面白かったのは黒本(ジャズスタンダード・バイブル)の制作話。特に、スタンダードのコード表記の問題について。これ、セッションの場でもよく話題に登りますよね。例えばトニックコードを、<C>と書くか、<C6>と書くか、<C△7>と書くか、とか、ドミナントの場合、例えばb9thなどのテンションをどういった基準で表記するのか、といったこと。「やはりな」と思うこともあったし、「え、そうなんだ」と氷解することもあったし、とても興味深かったです。特に、コンテンポラリー曲の場合、「The New Real Book」のようにテンションやシンコペーションもかなり詳細に書くのか、それとも「Real Book」のように視認性重視で、ざっくりと振っていく方がいいのか。自分が譜面を書く際にも悩むことが多いし、みなさんもそうだと思います。いろいろ判明したこともあるので、またレッスン時にでも、詳しくお伝えできればと思います。とにかく楽しく、充実した納浩一さんとの二日間でした、ありがとうございました^^

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