昨日は桜川にあるライブハウス「environment 0g」へ、「JAZZ OR NOT JAZZ」というイベントライブを見に行きました。このイベントはベーシストで、時弦プロダクションというレーベルをやっておられる宮本隆さん主催で、4つのユニットが出演するというもの。久しぶりのenvironment 0gさんでしたが、やはり独特の雰囲気でいい感じ。このお店はかの阿木譲さんが立ち上げたハコで、怪しいアングラな雰囲気がジャズにピッタリ。昔は「nu things」という名前で、四ツ橋本町にあったんですよね。その後、心斎橋に、そして一時は阿波座に移転して。阿波座にあった頃は、実はこちらで毎月セッションを開催しようか、という話もあって。結局実現はしなかったのですが、ずっと気になっている存在のハコです。
この日のイベントには宮本さんの他にも、友人の関根アヤ(Pf)さんと井上歩(b)さん、そして松岡佐也可(pf)さんなど、知り合いも多く出演していて。それぞれみな個性的で、素晴らしいライブでした。特に印象的だったのは、やはり宮本さんのユニット。宮本さんの繊細で激しい美的センスは、素晴らしい。まったく偶然なのですが、以前からメッセージのみで、実際になかなか会う機会のなかったEric Schauerさんがこの日のドラムで、彼ともようやく実際に会えて、それも良かったです。Ericのドラムも素晴らしかった。
こういったイベントは、コンサバに寄りがちな大阪のジャズシーンにとって貴重だと思う。同じく桜川のT-Boneさんも含め、オルタナティブなジャズの流れが大阪に生まれるといいなと思いながら。宮本さんに「また何か一緒にやりましょう」と言っていただけて、嬉しかった。素晴らしい音楽をありがとう^^
