矢野顕子トリオに、ビルボード大阪へ

ビルボード大阪での矢野顕子ライブ風景

オフの日に、久しぶりに矢野顕子さんのライブを見に、梅田のビルボード大阪へ。メンバーはウィル・リーがベースに、クリス・パーカーがドラム、という新しいトリオ。ウィル・リーはもう、24丁目バンドやブレッカーブラザーズで名を馳せ、大活躍するフュージョン界屈指のセッションプレイヤー。クリス・パーカーという人は僕は不勉強で知らなくて、何となく若手の人?とか思ってたのですが、ボブ・ディランやアレサ・フランクリン、ボズ、などもうあらゆるフュージョン/AOR界隈で叩いている、歴戦のベテランの人でした。Joe Beckの「BECK」でも叩いているので、70年代から活躍してる人ですね。ドナルド・フェイゲンの「Kamakiriad」などでも叩いてる人でした。知らなかったー

矢野さんの前のトリオ(アンソニー・ジャクソン、クリフ・アーモンド)より、タイトに、ビート感が強調された感じ。逆にいうとジャズ感が少し減ったかな、という印象。もちろんどちらも素晴らしいのだけど、個人的には前のトリオの方が好みだったりはします。矢野さん自身、90年代〜00年ごろまではかなりジャズに寄ってきていて、(それこそパット・メセニーが参加したアルバムもあるくらい)、00年代以降は少しビートに、またエレクトリックに、寄ってきたのかな、というのがあるので、トリオのメンバーもそれに合わせて変化したのかもしれません。

さて、次の僕のライブは9/4(金)は難波 Kentさんにて、家口直哉(bs)光田臣(ds)さんとトリオでやります。お時間ある方は是非。

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